浄円寺について

広大山 浄円寺は青森県つがる市にある浄土宗の寺院です。広く豊かな津軽平野と秀峰・岩木山に抱かれたこの地に浄円寺が開かれたのは明暦元年(1655)のことです。開基は浄土宗祖、法然上人の高弟である金光上人、御本尊は阿弥陀如来です。地域に育まれ、檀信徒の皆様に見守られて歴史を積み重ねてきました。墓地や位牌堂に眠られる多くの御霊がいつも安らかであるよう、いつも清潔を心がけ大切に御守りしております。檀信徒の皆様はもとより、広く地域社会に開かれた身近な寺院でありたいと願っております。

ごあいさつごあいさつ

ごあいさつ

たとえば、20年前の自分に会うことができたなら、どんな言葉をかけますか?そして、かつてのあなたはなにを語りかけてくるのでしょうか。仏様の教えにある「諸行無常」には、ありとあらゆるものが変化し続けていくことが世の習いであると語られています。その一方で、人はいつも理想を思い描き、現実との隔たりにもがき続けるもの。これは人生の楽しみであり、苦しみでもあります。人生に答えはありません。どのような選択も、しばらくすれば後には道ができ、前に続く未来があります。忙しい日々のなか、ふと立ち止まってそうしたご自身の前後を見つめる機会をつくって下さい。浄円寺は、そのための場所であり続けたいと願っています。そして私たち僧侶は、みなさんの悲しみに寄り添い、ともによろこびあうために存在しています。^ この思いを、つがるの美しい風景とともに届けます。^^ いつでもお気軽にお越し下さい。また、ご不明な点がございましたらどのようなことでもご相談をお寄せ下さい。古くからお寺はそのようなものですから。

浄円寺
住職 54代:佐藤 顕徳 53代:佐藤 彰瑞

境内紹介境内紹介

境内には法要やお葬式を営む本堂をはじめ、御霊をお祀りする位牌堂がございます。
檀信徒の皆様が快適にお過ごしいただけますようキッズルーム等もご用意しております。
法要等でご心配な点がございましたらお問い合わせ下さい。

  • 本堂
    本 堂
    門から正面に本堂があります。
    御本尊 阿弥陀如来さまがいらっしゃいます。
  • 永代供養の広場
    永代供養墓
    供養塔墓には火を灯し、庭のお花を献花としてお供えしています。
  • 小本堂
    小本堂
    本堂横にある小本堂です。こちらでも法要を執り行うことができます。
  • 位牌堂
    位牌堂
    檀家さまのご先祖さまをお祀りしてしている2階建ての位牌堂です。
  • 大広間
    大広間
    会食の会場としてもお使いいただける大広間です。50~60名の方までお席が用意できます。
  • キッズルーム
    キッズルーム
    お子さまが遊べるお部屋が本堂横にございます。法事、仏事の際にご利用下さい。

浄土宗のおしえ
  • 浄土宗のおしえ
  • 浄土宗のおしえ
  • 浄土宗のおしえ

浄土宗のおしえ

浄土宗は法然上人(法然房源空)によって承安5年(1175)に開かれました。法然上人は、ただひたすら「南無阿弥陀仏」と唱えれば立場や身分の違いなく誰もが救済されると説かれました。阿弥陀仏のお慈悲は生きとし生けるものすべてに平等に注がれており、お念仏を唱えることでその救いをうけることができるという「他力」の教えです。当時の仏教は貴族や武家を中心に、過酷な修行を経た者や、財力のある者だけが救われるという考え方が主流でした。法然上人が広められたこの新しい教えは、瞬く間にあらゆる階層に受け入れられました。法然上人がこの世を去られてから800年が過ぎたいまも、お念仏の普遍的な教えは私たちに多くのことを伝えてくれます。今日を生きることによろこびを感じ、明日への活力を生むこと。法然上人の教えは、そうした根源的な生き方の指針なのです。

お問い合わせ

お悩みごとやお困りごとがございましたらお頼り下さい